たけうち歯科クリニック / お悩み回答
口腔外科について
歯が脱臼する?
歯が脱臼するってどういうことですか? 歯が抜けるということですか??
質問者:Aruru/2018.09.14
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。 歯の脱臼とは、整形外科の骨が脱臼することと同様で、もともと植わっていた骨の位置からずれてしまう状態です。物理的な衝撃が原因で、人や物とぶつかる、転倒する、交通事故の衝撃、けんかなどで起こる可能性があります。 歯が脱臼したら、元の位置に歯を戻して(再植)、左右隣の歯と接着して固定する処置を行います。 早く処置できた歯は神経が生き返る可能性が高いからです。
回答者:竹内 伸一/2018.09.20
マタニティ診療について
突然歯が痛むようになったのですが、臨月の歯科治療は可能でしょうか?
臨月になり、急に歯が痛みだしました。 もう36週目に入るのですが、歯医者さんで治療してもらうことはできますでしょうか。 生まれるまで我慢した方が子どもにとっては安全でしょうか。
質問者:山城/2018.09.13
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。 歯が痛いのは大変ですね。 臨月でももちろん治療は可能であります。制約される治療もありますが、まずは痛みをとってもらうことはできますので、お近くの歯科医院に受診してみてください。 赤ちゃんのことやお薬のことで心配なら、産婦人科の先生にもご相談くださいね。
回答者:竹内 伸一/2018.09.21
いびき・睡眠時無呼吸症候群について
睡眠時無呼吸症候群かもしれません…治療の流れについてお聞きしたいです。
夜、何度も目が覚めるので、あてはまる症状をネットで調べたところ、どうも「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があるようです。。 たまたま歯医者さんのサイトで症状の確認をしたので、行きつけの歯科医院で相談しようと思います。 その際、この診断結果が出た場合、マスク?ができるまでの間は、薬などが出されるのでしょうか? それとも、マスクができるまでは我慢するしかないのでしょうか?
質問者:志乃/2018.09.13
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。 睡眠時無呼吸症候群かどうかをまずは「診断」して頂くことが必要ですね。 そのためには歯科ではなく、睡眠障害を専門に診ている医療機関に行くのがベターです。 現在のところ睡眠を専門としている医療機関の数は多くありません。そのため、近くに睡眠障害を診ているところがなければ、呼吸器内科や耳鼻咽喉科を受診するのもひとつの手段になります。 そこで診断をしていただいた結果、治療法の1つの手段として「マウスピース治療」があります。 それを作製するのも、睡眠時無呼吸症候群を診断していただいたドクターの紹介状が必要になりますので、ネットなどで睡眠障害を診ているお医者さんを探して頂ければと思います。
回答者:竹内 伸一/2018.09.21
小児歯科について
親の喫煙と子どもの歯
子どもが生まれたことをきっかけに、現在禁煙治療をしています。 最近、もっと早く始めた方がよかったのでは…と後悔しています。 妊娠期間も、必ず外で吸うようにはしていましたが、 それでも父親の喫煙が子どもの歯に悪影響を与えることはあるのでしょうか。 嫁さんには心配しすぎだと言われますが、もう心配でたまりません。
質問者:喫煙者/2018.09.13
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。 タバコは何にしろいいことはないですよね。 一番の影響は巷でよく言われている「受動喫煙」ですよね。 受動喫煙による危険は、妊娠中からすでに始まっています。妊婦への影響としては、流産のリスクが約2倍、早産は約1.5倍高くなると言われています。 胎児の発育にも悪影響を及ぼします。妊娠中の胎児は、タバコの影響で体重増加が十分ではなく、出生時の体重は、喫煙しない母親から生まれた子どもよりも平均140g 低くなります。 しかも、子宮内発育遅延になる確率は約2倍、低出生体重児が産まれる頻度は約1.6 倍高くなると言われています。 子どもの受動喫煙による健康被害は、乳幼児突然死症候群(SIDS)、呼吸器症状(せき、たん、息切れなど)・気管支炎、肺炎、中耳炎などです。タバコはSIDSのリスク因子であり、父親と母親が喫煙者である場合は、リスクが10倍になるといわれています。また、子どもが成長して成人になってからも、胎児のときの受動喫煙の影響が続くと考えられています。肥満、糖尿病、メタボリックシンドロームに関連があることがわかってきているそうです。
回答者:竹内 伸一/2018.09.21
訪問診療について
訪問歯科診療での嚥下リハビリにつきまして。
私は数年前から、在宅で義母の介護をしております。 最近夫の転勤で新しい土地に移り住みました。 前の住所からは県をまたいでの引っ越しとなりましたので、義母をみてくれる歯科医院を新しく見つけなければなりません。 彼女は嚥下障害があるため、そのリハビリについてが一番不安なのですが…… 嚥下リハビリは基本的にどこの医院でも行ってくれるものでしょうか。
質問者:木下聡伊/2018.09.12
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。 在宅介護は大変でしょうね。 嚥下障害についてのリハビリですが、まずはどのようなリハビリが必要か判断してもらうことが可能であればいいのですが・・。 その場合には、地域の歯科医師会や在宅医療支援センターに問い合わせをしていただけると、情報を教えてもらえたりします。 訪問診療については、可能な歯科医院は限られてくると思います。 また嚥下リハビリも歯科が行う場合もあれば、他科が行う場合もあります。
回答者:竹内 伸一/2018.09.21
根管治療について
根管治療後も虫歯になりますか?
根管治療は歯の神経を抜くんですよね? 歯ぐきの感覚は残っていると思いますが、歯の感覚自体が無くなった際に気をつけるべきことはありますか? また、神経をぬいても虫歯になることはあるんですか? 虫歯になった場合、痛みがわからないのなら、どう判断したらいいんでしょう。
質問者:Meeeko/2018.09.12
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。 根管治療は歯の神経の処置をする治療をいいます。 神経が痛んでしまったり、ダメになった場合は、神経を取り除くことになります。 また神経処置した後に、再度汚れた神経があった管を掃除するのも根管治療になります。 神経がない歯はもちろん歯の痛みはないので、むし歯になっても痛みがないのでわからないですね。 なので神経がない歯は、神経がある歯よりも大きな虫歯になってから気づいたり、歯が折れてしまってから築いたりと大事になる場合が多いです。 神経をとった歯でも、歯の周囲の炎症で痛みを感じることはありますが、それはあくまでも「歯の周囲の歯肉や骨」が感じているからです。 気をつけることはやっぱり定期的な健診を受けていただくことが一番だと思います。 大事になる前にぜひ健診で予防していきましょう。
回答者:竹内 伸一/2018.09.15
ホワイトニングについて
ホワイトニングが原因で知覚過敏に…
ホワイトニングが原因で知覚過敏になることがあるとの噂をよく聞きます。 これは本当でしょうか。 よろしくお願いします。
質問者:ゆめにゃん/2018.09.12
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。 ホワイトニングで一時的に知覚過敏になる方も確かにお見えになります。 歯の漂白を行うための薬液の影響によるものですが、一般的には一時的な場合がほとんどです。 ブラキシズム(歯ぎしりなど)で歯の表面が減っている場合、歯の表面(エナメル質)に小さなクラック(亀裂)や白斑がある場合、歯の根元のくぼみ(削れている)、歯周病や加齢によって歯茎の退縮で歯の根っこが露出している場合などは知覚過敏になりやすいです。 知覚過敏になったら、シミ止め処置をしたり、ホームホワイトニングなら一時中断などしたりして対応すれば大丈夫ですのでご安心ください。 ホワイトニングはぜひ全国のホワイトエッセンス加盟院をお勧めいたします。
回答者:竹内 伸一/2018.09.15
予防処置について
歯の治療に影響を与える病気につきまして
骨粗鬆症の人が歯医者さんで治療を受けるとあごの骨がだめになることがあるとネットでみました。 骨粗鬆症のほかに、歯を治療する際気をつけないといけない病気はありますか? どんな病気もいつ何時かかるかわからない身近なものなので、心配です。
質問者:ひろぴ/2018.09.11
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。 骨粗しょう症の方は、高齢化に伴い年々増加している病ですね。 この病気の治療薬として主に使用されるのが「ビスフォスフォネート」です。大変効果のある優れた薬剤ですが、副作用として、顎の骨(顎骨)の炎症を起こすことがあります。特に歯科を治療受けた後で、起こることが多いことがわかってきたため、この副作用が大きな問題になってきました。 ただ、発言率は高いものではありませんし、骨粗しょう症だけでなく、がんの治療などでも使用されるので、必ず発症するわけではなく、ガイドラインも確立されつつあり、歯科治療も比較的問題なくできるようになってきています。 歯の治療で気をつけなければならない病気は様々ございます。 ご自分のご病気は、歯科治療の際には、歯科医師にしっかり伝えるようにしてくださいね。
回答者:竹内 伸一/2018.09.21
インプラントについて
インプラントの手術工程
インプラントの手術は数回に分けて行うのですか? では、1回目の術後は 「ネジのようなものがむき出しで歯ぐきに生えている状態」 になるということですか? ちなみに、使用するネジは金属ですか?
質問者:ヨシ/2018.09.11
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。 インプラントは、1回法と2回法がありますが、2回法で行うことが多めであります。 2回法の場合、1回目は顎の骨の中にインプラント体(土台となる)を植え込む手術になります。 インプラント体は生体親和性の証明されているチタンが主体であります。 顎の骨の中にインプラント体を植え込み、歯肉でフタをするようにして縫合しますので、インプラント体にはキャップみたいな蓋をします。これは歯肉中に埋めて縫合しますので、むき出しになるようなことはありません。(1回法では違いますが) 担当の歯科医師にわからないことはよく説明してもらって、処置を決めていって下さいね。
回答者:竹内 伸一/2018.09.18
歯周病について
妊娠期の歯周病治療は大丈夫でしょうか
わたしは中度の歯周病です。 これがおなかの子どもに問題を与えないか不安です。 子どもができるまで歯医者さんで長らく治療を受けてきましたが、 一向に回復せず、今に至ります。 安定期がまだなので、しばらく治療は受けない方がいいのでしょうか。 でも、これ以上悪化すると子どもへ悪影響を与えるかも…どうすればいいでしょうか。
質問者:ペペペ之介/2018.09.11
名古屋市緑区のたけうち歯科クリニック・ホワイトエッセンス大清水院の竹内です。 歯周病なかなかよくならないのは大変ですよね。 妊娠中も歯科医院での定期的な清掃は続けることは可能であります。歯周病である方なら、なおさらできる限り継続していただきたいです。 それは、まず一般に妊娠すると歯肉炎にかかりやすくなるといわれています。 これには女性ホルモンが大きく関わってくるといわれており、特定の歯周病原細菌の増殖を促すことなどが言われています。これらのホルモンは妊娠終期には月経時の10~30倍になるといわれており、このため妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎が起こりやすくなります。 ただ、基本的には清潔な口の中では起こらないか、起こっても軽度ですみますが、歯周病の方はより気をつけないといけません。 また、おなかのお子様に影響を与えることとしては、早産や低体重児出産の危険性が高まると指摘されています。これは口の中の歯周病細菌が血中に入り、胎盤を通して胎児に直接感染するのではないかといわれています。その危険率は実に7倍にものぼるといわれ、タバコやアルコール、高齢出産などよりもはるかに高い数字なのです。 生まれてくる元気な赤ちゃんのために、治療を継続していってもらいたいです。
回答者:竹内 伸一/2018.09.18